2012年11月23日金曜日

ケータイを携帯するのやめました

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「鳴らない、電話」

そう、ぼっちのケータイは基本鳴りません。

そして思ってしまいました。どうして毎月高い金払って携帯持ってるんだろう?と。

ひとつには出先でネットをするために持っているというのがあります。通話機能はいらないけどネットはしたい。それならiPod touchとPocket Wi-Fiで事足りるじゃん。でも機器を二台持ち歩くのがなんかスマートじゃないんだよなぁ。いっそのこと人体にWi-Fi埋め込みたいわって思うこともありました。

そんなわけでいまいち携帯を解約して不携帯生活を送る決心がつかぬまま月日は流れました。

ある日iPhoneのOSをアップデートした際、なぜか連絡先のデータがすべて消えました。そのとき不思議と焦りも動揺もなく、それどころか心がスッキリとした自分がいたのです。ああ、これで少なくともこちらから誰かとつながることはできなくなった、どうしても自分とコンタクトを取りたい人からの連絡を待つのみだと。

その状態で数カ月過ごしました。自分から誰かに連絡することは物理的に不可能でしたし、連絡をとる機会もありませんでした。その間に連絡のあったのは自分のぼっち志向に理解があり、唯一の友人であるS氏のみでした。

そのできごとをきっかけに自分にケータイは必要ないと判断、折しもiPod touchの第5世代が発売されるというグッドタイミングもあって2年間使ったiPhoneを解約しました。

そしてiPod touchとWIMAXの抱き合わせ販売で1万円引きで購入し、GmailのアドレスをS氏のみに伝えてなんの不便さも感じることなく生活しています。

携帯を解約することで時間の縛りから解放されたような気がします。

居留守を使おうが残ってしまう着信履歴。画面に映る「不在着信」の文字は「いるのは分かっているんだ、必ず折り返せ」と読み替えることができます。この脅迫にも似た悪しき機能が自分にとっては苦痛でした。

しかし今日、理解者だと思っていたS氏から「俺もiPod touch買ったよ」とFaceTimeというテレビ電話で連絡をよこしてきやがりましたw

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